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震災前後のBCPコンサルティング…

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 私のメールボックスの中に、東日本大震災が起きる前日、2011年3月10日に仙台の取引先に送信したメールがあります。

「昨日(3月9日)の地震でみなさんお怪我等なかったでしょうか?仙台の友人・知人から結構揺れた、大きな地震だったと聞いております。昨今、地震が多い地域とはいえ、改めて被害が大きくならないで済む御社の対策の確認・見直し、その実施をお願い申し上げます。」

 これに対し、取引先からの同日の返信は、

「社内を巡回しましたが、建物などに特に破損、亀裂等は見受けられませんでしたのでご安心下さるようお願い致します。」

と、遠方から心配する私を気遣ったものでした。

そして、翌3月11日。まったく通信不通になり、メールしても返信が来ない。仙台市内の様子はなかなかTVなどで報道されないこともあって、当取引先の被災状況は、従業員のみんなはどうなっているのか。不安は日に日に強まりました。頭を廻るのは、10日のメールに「対策」だけではなく、もっと具体的にBCPの確認・見直しを進言しておくべきだったという後悔ばかり。まさに、後悔先に立たず。

一方で、取引先や支店が被災した場合の弊社のBCPも有効的なものではなかったと反省しました。インターネットを含めた通信手段の確保、安否確認などの連絡手段の複数化、事業復旧のための項目などを検討しました。有効なBCPにするために…

震災後、当取引先から初めてメールが返信されてきたのは、2日後の3月13日夕方。

「本日より仙台の中心部で電気が開通致しました。…建物に亀裂が見つかりました。社員は全員無事でした。…どうぞ宜しくお願い致します。(抜粋)」

 現在、当取引先では、震災で培った社内ルールや私の進言を取り入れ、BCPが見直されています。取引先の1つとして、どんなBCPが出来てくるのか、心待ちにしているところです。

平成24年3月8日

名節 弘康

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